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    • 2018.07.16 Monday
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    ステージスタッフワークショップ【照明編】1/全3回

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       古賀です。

      昨日より、ぽんプラザホールを使う ステージスタッフワークショップがスタートしました!

      昨日は、【照明編】の1回目。

      照明編の講師は、荒巻久登さん(有限会社シーニック)。



      大学演劇部で照明を担当、在学中にいくつかの劇団の照明を手がけ、プロの照明家として活躍中です。
      現在は、ギンギラ太陽’sなど数多くの地元演劇の公演に、照明として関わっていらっしゃいます。


      さて、ステージスタッフワークショップ【照明編】は、全3回のワークショップ。
      初回の昨日は、講座を中心に、舞台の「照明」とはどういう仕事かについて学びました。

      荒巻さんが関わった照明の舞台映像を見ながら、照明がどのように作られているか、
      どんなイメージで照明を作っているか、などのお話がありました。



      照明としてお芝居に関わるとき、やはりお芝居の世界観が一番ベースになる。
      お芝居自体がフィクションで、照明自体も現実にはないことを表現するもの。
      舞台美術や音響、照明など色々なセクションが合わさって、舞台の中のリアルができる。
      登場人物が生きて、観客が想像を巡らせたり、感情移入できるようなものにすること、
      照明もその一セクションとして関わっている、と荒巻さん。


      実際に、照明機材を触りながら、ランプの種類やその違いなどの説明がありました。
         

      参加者からは、「絶対にやってはいけないことはありますか?」「照明をやるにあたっての最低限のセオリーというのはありますか?」などの質問が出ていました。

      絶対にやってはいけないことについては、照明機材は熱をもつものなので燃えるものを近くに置かない、舞台上の幕は、防炎加工がしてあるものがほとんどだが、だからといって安全というわけではないので気をつけましょう、というお話がありました。


      また、照明をやる上でのセオリーについては、照明は光の集合体なので、1箇所から明るくしても人物の輪郭はきちんと浮かび上がらない。いくつかの照明を当てるにしても前からだけ、上からだけ、など一方向だけからだと、立体感が出なかったりする。
      他の方向からもあてることを考えるようにすれば、立体感や存在感が出てくるようになる。
      常に疑うということがセオリーですね。とのこと。


      演劇公演のときに、劇場に入ってからどういうことをするのか、照明はどの段階でどういうことをするのか、についてもお話がありました。

      まず、劇場に入る前のことについて。
      演出家の意図を汲むことが求められる。長く一緒にやっている劇団などはだいたいわかるかもしれないが、初めて一緒にやるようなところとは、この演出家が何を考えているのかということを最初は探るところから始まる。

      脚本が出来上がっていれば、できるだけ読み込んでいる方がいい。
      自分の場合は、読むのが苦手なので、実際に役者なりが動いているのを見てイメージしながら考えていく。

      その次は、演出家の考えを聞いたり、自分の考えを出していったりして意見のすり合わせをおこなっていきます。稽古もできるだけ行った方がいいですね。
      また、想像の部分だけではできないことがあるので、公演する会場にある機材も把握しておく必要があります。実際にその会場に機材があったとしても、それぞれの団体によって、予算の都合など条件があるので、何をどれだけのものが使えるのかというのをまず把握する必要がありますね。


      使えるものが出揃ってから、自分が想像で考えていたものを現実のものと当てはめていく作業になります。
      出揃った条件の中で、再現したいものをどうしたらできるのかというのを考えて、1週間前くらいまでには仕込み図を作って、劇場のスタッフさんと打ち合わせして話を詰めていきます。

      小屋入りしてからやる流れとしては…

      仕込み(照明機材の吊り込み)

      舞台周りの仕込み(上部に吊る照明以外にも床にライトを置く場合もある。この部分は大道具の進行状況との兼ね合いがある)

      パッチという作業(照明卓という機材のどれを操作したらどの明かりがつくかという信号を送る操作入力)

      シュート(照明合わせ、フォーカシングとも言う)

      シーン作成(お芝居のそれぞれの場面で使う照明)

      ゲネプロ(本番どおりのリハーサル)

      本番


      専門用語も交えながら、ひと通りの流れの説明がありました。


      実際にいろんな現場を経験されている荒巻さんからは、時間がなかったりした場合は、役者が練習で動いているところに付き合いながらシーンを作っていく、ということも多い、とのお話がありました。

      本当は、照明は照明だけで作る時間があって、あとで役者が動いたりするのに合わせるということができるのが理想だけど、時間の制約があることが多いのでなかなか難しい、できるだけ時間をかけない方法を考えながらやっている、とのことでした。



      最後は、照明がどのように設置されているかを参加者全員で見てみました。

      どういう構造になっているかという説明から、照明が実際に上部につられていて落ちてくると危険なので、照明を吊るときの注意事項などのお話。
      落下防止のためのセイフティーワイヤーや、固定ネジのこと、また、照明を吊り下げるバトンという棒にひっかけるハンガー部分についてなど、簡単に落ちないための二重三重の仕組みがあることなどのお話がありました。

      次回は、実践的に照明機材を触ったり、照明を当てたりして、その見え方や効果について学びます!




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